この記事のポイント!
- 猫背の改善方法は、さまざま。
- イスや寝具を変えるだけで、改善につながる。
- 姿勢を意識することやストレッチが効果あり。
目次
猫背の改善方法
いい姿勢に慣れる環境を作る
環境を変えて改善する方法です。
いい姿勢を意識して行えるのであれば必要ありませんが、なかなか実行はできません。
そこで、デスクワークの時や普段座るイスの高さや角度を調整しましょう。
足首とひざ、腰とひじも90°が望ましい姿勢です。
高さ調節や背もたれの角度を調節して、少し強制的に猫背を改善します。
筋肉のクセがつきやすい姿勢を避ける
あぐら | 猫背になりやすい座り方です。 |
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うしろ手をつく | 床に座るとき後ろに手をつく座り方です。 |
足組み | 足組みは背骨に負担がかかります。 |
横座り | お姉さん座りです。背骨に悪影響を与えます。 |
高い枕 | 背骨がしっかり伸びません。 |
腕を組む | 腕を組むと肩が前に出てしまいます。 |
立っているときや歩き方で改善
立ち姿 | あご、肩、お腹を引くように意識します。 |
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片足重心 | 片足重心は背骨がゆがみます。壁に寄りかかって立つのもやめましょう。 |
歩く | 歩くときは、上に引っ張られるイメージで前進するようにしましょう。 |
バッグ | 肩掛けバッグや荷物は、左右交互によく持ち替えるようにしましょう。リュックサックは、しっかりと締めて両肩で背負います。 |
うしろポケット | ズボンの尻ポケットに物(財布・スマホなど)を入れるのはやめましょう。 |
姿勢を良くする一工夫
手のひらを上に向ける
手を使っていないで座っているときに、手のひらを上に向ける動作です。
手のひらを上に向けると、自然と肩が開き、背中に良い緊張感を与えます。
気づいたときに姿勢を正す
座っているときでも立っているときでも、クセというのはなかなか治るものではありません。
ですが、腕を組んでると気づいたときに背筋を伸ばしたみたり、足を組んで座ってると気づいたなら正しい姿勢に直しましょう。
布団と枕を替える
寝るときの環境でも猫背は改善できます。
布団は、やわらかすぎずに適度な硬さが理想です。
寝るときは、あおむけの状態で背筋が伸びます。
適度な硬さとは、自然と寝返りがうてることがポイントです。
やわらかすぎると、背中も丸まった状態で、寝返りもスムーズにできません。
次に枕ですが、バスタオルなどを使い高さを調節するのがおすすめです。
高すぎる枕は、背筋が伸びませんが、低すぎて眠れなくなってもいけません。
バスタオル等を使い、枚数やたたみ方で高さを調節するのがいいでしょう。
ストレッチで改善する
猫背予防や猫背改善に、最も効果のある方法です。
猫背の原因となる日常の動作。猫背が引き起こす不調の原因。
その大部分を予防でき、改善できる簡単な方法がストレッチなのです。
ストレッチは、普段の動きと異なる動作をします。
固まった筋をほぐすことで、姿勢の改善や血流の改善につながり、猫背による不調を改善してくれます。