トレーニーの皆さんは筋トレ続けられますか？
正直、やる気がある時とない時の差ってありませんか？
わたくしパンダしょっちゅう波があります（笑）
でもこれって不思議な感情ではないでしょうか？
例えば、美味しいラーメンがあると分かれば、電車や車に乗ってでも遠くまで食べに行くこともします。
でも、たった１０分の筋トレを面倒くさいと感じることがあります。
客観的に見て、ラーメンを食べに行く方が面倒くさいですよね。
筋肉質のいい身体を目指しているのにも関わらずです。
実はこれ、人間の当然の心理だそうです。
今回は、この心理と、どうすれば筋トレを続けることができるのかを紹介したいと思います。
ジムの退会率
わたくしパンダが思うに、今、筋トレブームですよね！
テレビでも筋トレを特集したり、コンビニに行けばプロテイン飲料が何種類も置いてあったり。
一昔前では考えられないことだと思います。
さぞかし皆さんストイックにトレーニングしていると感心していました。
しかし、現実はそうではないようです。
一般的なフィットネスジムでは、入会してから半年の退会率は７０％、１年後では９０％が退会しているというデータがあるのです。
これがなにを意味するかというと、筋トレは長続きしないということです。
結局、意気揚々と筋トレを始めたものの、身体の変化を感じることがないまま止めていく人が多いのです。
このデータから、いかに継続して筋トレを続けることが凄いことなのかが分かると思います。
ハーバード大学の研究
筋トレが続かない。
人は健康でいたいと思っているのだが、健康のために身体を動かすことが嫌いで、ダラダラ過ごすことが好き。
言わばこれは矛盾であり、この性質を「運動のパラドックス」と呼ぶようです。
この矛盾を多くの研究者が解明しようとしてきましたが、近年、ある研究結果がハーバード大学の進化生物学者によって発表されました。
”そもそも、人は筋トレをするようにデザインされていない。筋トレが続かないのは自然であり、正常である”
時代は石器時代にさかのぼり、人類は狩猟生活をしていました。
狩猟にはかなりの移動、運動が必要ですが、摂取カロリーは3,000カロリーほどだったそうです。
活動量は現代人と比較して、約２倍ありましたので摂取カロリーとして足りなかったと想定されます。
このことから、”人は生き抜くために少ないエネルギーで効率的に生きるため、エネルギーは狩猟や生殖活動に使ってきた。それ以外の時間は極力エネルギーを消費しないようにしてきた。”
このように、人は最適化し、進化してきたと推測したのです。
ですから、筋トレをしなければいけないと思っていても、身体が動かないのです。
すなわち、本能が無駄にエネルギーを消費してはいけないと、訴えているのです。
これが、ハーバード大学が発表した人が筋トレを続けられない理由です。
現に、アスリートやボディービルダーなど、ストイックに筋トレを続けることができる人もいます。
これがすべての人に当てはまるものではないようですが、思い当たる人も多くいるのではないでしょうか。
筋トレを続ける方法
本能が筋トレを続けさせてくれないことは分かりました。
しかし、いい身体になりたいという気持ちも本物だと思います。
そこで、どうすれば筋トレを続けることができるのか？
コツなどあるのかを調べてみましたので紹介します。
- 無理をしない
- スマホアプリの活用
- YouTubeでモチベーションを上げる
- パーソナルジムの活用
１．無理をしない
基本中の基本だと思います。
筋トレをやる気になった時に頑張りすぎてしまい、翌日から筋肉痛やら筋トレのつらさが蘇り、やる気がしなくなってしまうのです。
正直、１日２日筋トレをしたところで何も変わりません。
継続しなければ身体に変化が起きないのです。
コツは、まだ余裕があるところでやめることです。
アスリートやボディービルダーは、毎回のトレーニングで限界までやることは当たり前です。
しかし、筋トレ初心者は続けることを習慣にしなければいけません。
まずは無理をせず継続することを心がけましょう。
２．スマホアプリの活用
すでに多くのトレーニーがスマホアプリを活用していることでしょう。
自宅トレーニング方法を紹介してくれるもの、ジムトレーニング方法を紹介してくれるもの、トレーニング内容を記録できるもの。
さまざまなアプリが存在しています。
わたくしパンダの経験上、自己流のトレーニングに飽きてくることがあると思います。
そんな時、アプリがあると新たな刺激になり、再び楽しくトレーニングできるのです。
無料のアプリも多く存在するので、いくつか試してみるのもよいと思います。
３．YouTubeでモチベーションを上げる
YouTubeで筋トレ動画を見るのも、かなりおすすめです。
世界中のゴリゴリのマッチョのトレーニングを見ることで、自分の貧相さを認識することができます。
そこで落ちてきたモチベーションを、一気に上げることができるのです。
注意しないといけないのは、逆に自分の貧相さにやる気が失せてしまうことです（笑）
４．パーソナルジムの活用
すでにこのサイトでも紹介したことがあるパーソナルジム。
少し敷居が高いと感じるトレーニーも多くいることでしょう。
しかし、筋トレが続かないと悩んでいるならば、試してみる価値は大いにあると思います。
また、筋トレが続かないと悩むトレーニーにとっては、通常のジムよりパーソナルジムがよいでしょう。
なぜなら、パーソナルトレーナーと二人三脚トレーニングに励めるからです。
筋トレにやる気が出ないなどと、思う隙もないかもしれません。
今まで結果がでないと悩んでいるトレーニーは、早めにパーソナルジムに通うのもおすすめです。
まとめ
筋トレが続かない理由が分かったでしょうか？
でも、いい身体を目指すためには、続けなければいけないのです！
この負の本能に打ち勝たなければならないのです！
わたくしパンダの経験上、１ヶ月ほど筋トレを続けることができれば、あとは筋トレをするのが当たり前に感じているはずです。
きっと３ヶ月経った頃、身体の変化を感じることができるでしょう。
筋トレは、続けなければ話しにならないものです。
上記したもの以外に、筋トレ継続作戦を探してみるのも楽しいかもしれませんよ！
