睡眠の質も上がる!?筋トレと睡眠の関係について

筋トレした日の夜は、いつもより眠くなりませんか?
身体が疲れていることもあって、いつもよりもよく眠れるものです。

寝ることで損傷した筋肉が補修されるので、筋トレと睡眠は密接な関係にあります。

今回は、筋トレと睡眠の関係について、より深く書いていきたいと思います。

目次

日本人の平均睡眠時間

日本睡眠科学研究所によると、日本人の平均睡眠時間(10歳以上)は、7時間42分だそうです。

では、他の国ではどうでしょうか?
南アフリカで9時間22分、中国で9時間2分、アメリカで8時間36分と、日本人の睡眠時間が短いことがよく分かります。

さらに、日本人の働き盛りである40代では、約半数が睡眠時間6時間を切っているというデータもあるようです。
このように、世界と比較しても日本が長い時間寝ていないことがわかると思います。

しかし、仕事や人付き合いがあるので、睡眠時間を確保することが難しいのも事実です。
仕事を犠牲にしてまで眠ることは、とても度胸がいることです。笑

そこで、わたくしパンダは、気づいたことがひとつあります。

長時間眠ることができないのであれば、睡眠の質を上げるしかない。
質が上がれば、長時間睡眠を取らなくても、同じことなのではないか?と。

パンダトレーナー

ありきたりな考えだな。

睡眠の質とは?

睡眠は、ノンレム睡眠レム睡眠があり、それを交互に繰り返しています。

ノンレム睡眠は深い眠りの状態で、レム睡眠は浅い眠りの状態を指します。
夢は、レム睡眠状態のときに見ます。
身体は休んでいるのですが、脳が活動しているという状態にあるからです。

このレム睡眠とノンレム睡眠は、一晩のうちに4~5回繰り返しますが、もっとも深いノンレム睡眠状態は、最初の1~2回だそうです。

すなわち、眠り始めから、約3時間以内にノンレム睡眠の状態に持っていくと、質の良い睡眠ができるということになるのです。

睡眠中にトレーニーの体内で何が起きているのか?

結論から言うと、筋肉を肥大化させるためには、睡眠を取り筋肉をしっかり休ませることが重要です。

筋トレで損傷した筋肉は、睡眠中に修復して成長します。
これは、超回復と言われるもので、寝ている間に分泌される成長ホルモンが、たんぱく質の合成を高めることで起こります。

成長ホルモンは、レム睡眠からノンレム睡眠に変わるタイミングで多く分泌されます。
最も成長ホルモンが分泌されるタイミングは、最初のノンレム睡眠に切り換わるときだそうです。

パンダトレーナー

ぐっすり眠っているほど、成長ホルモンは多く分泌されるんだ。

トレーニーに必要な睡眠時間

トレーニング後には、ぐっすり眠ることが重要であることがわかりました。
当然、筋トレした夜に、夜更かしをするなんてことは、最悪なことです。

では、我々トレーニーは筋トレ後に、どのくらい睡眠を取ればよいのでしょうか?

最初に書きましたが、日本人の睡眠時間は少ないです。
睡眠に充てられる時間が少ない環境にいる方も、しっかりと睡眠の質を上げれば、時間はあまり気にしなくても大丈夫です。

気を付けたいのは、眠り始めてから最初のノンレム睡眠に切り替わるタイミングだけは、深い眠りの状態にいなければいけないということです。

わたくしパンダは、毎日筋トレの疲労でよく眠れるのですが、1つポイントがあります。
眠る前に筋トレはしないということです。

眠る前に運動してしまうと、交感神経優位になってしまい、寝付きが悪くなってしまいます。
さらに、成長ホルモンの分泌も抑制されてしまうので、注意が必要です。

わたくしパンダが筋トレを行う時間は、必ず夕食前と決めています。
毎日ぐっすり眠ることができるのでおすすめですよ!

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この記事を書いた人

30代後半の妻子持ちオヤジです。詳しいプロフィールは、下記のBLOG LINKから!Instagramでトレーニング動画なども投稿しています!

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