大腿四頭筋は、太ももの表側にあたる筋肉をいいます。
細かく分けると4つの部位に分けられるのですが、すべて合わせると人間の身体の中で一番大きい筋肉になります。
すなわち基礎代謝を上げるには、最優先で鍛えなければいけない筋肉だといえます。
基礎代謝が上がる
前述したように、基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やすことが重要です。
当然効率よく筋肉量を増やすには、大きい筋肉を鍛えることが大切だといえます。
ダイエットをしなければならない方や、体を絞りたい場合は、最優先でトレーニングしなければならない部位といえるでしょう。
疲れにくい身体になれる
体重を支えているのは、脚ですよね。その脚が貧弱だったら、どうでしょう?
おそらく自分の体重を支えることで、精一杯になり、ものすごく疲れると思います。
そこで、大腿四頭筋を鍛えることで筋力がつき、さらに基礎代謝が上がることで体重も落ちるので、おのずと疲れにくい身体になることでしょう。
運動の基本
走ったり、飛んだり、瞬発的な動きだったりと、下半身の筋肉はよく使われます。スポーツや運動をするうえでは、大変重要な筋肉だといえるのです。
スポーツで上のレベルを目指すのであれば、当然下半身を鍛えることは必須でしょう。
また、大腿四頭筋を鍛えることで、身体全体がパワーアップし、他のトレーニングのレベルが上がることは間違いありません。
パンダトレーニーおすすめ大腿四頭筋トレーニング
どうしても上半身ばかりトレーニングしてしまうと思いますが、同じくらい下半身も重要です。とくに大腿四頭筋!
わたくしパンダがそうでしたが、1回下半身を鍛えだすと、やらずにはいられない気持ちになると思います(笑)
初心者編
フォワードランジ
- 姿勢を正して立つ
- 片足を大股で一歩前に出し、軸足の膝が地面すれすれまで下げる。
- 左右交互に、この動作を繰り返し行います。
前に出した太ももが、地面と水平になるくらいしゃがみ込むこと。
物足りない場合は、両手にダンベルを持ってもよい。
ハーフスクワット
- 足を肩幅ほどに開いて立つ。(つま先は少し外側)
- 手は、頭、肩、胸など自分の落ち着くところに置く。
- お尻を突き出しながら、膝を90度になるまで曲げる。
- この動作を繰り返し行います。
反動をつけて行わないこと。
かかとは地面に付けたまま行う。
中級者編
ブルガリアンスクワット
- ベンチや椅子の前に後ろ向きに立つ。(50cm以上離れてよい)
- 後ろのベンチや椅子に、片足のつま先か足の甲を乗せる。
- 前に出ている方の膝を曲げ、腰を落とす。
- 90度になるくらい膝を曲げ一時停止。
- この動作を繰り返し行います。
腰や背中を丸めず、背筋を伸ばして行う。
物足りない場合は、両手にダンベルを持ってもよい。
フルスクワット
スタートポジション
- 肩幅に足を開き立つ。(つま先は少し外側)
- 手は、頭、肩、胸など自分の落ち着くところに置く。
- 太ももの裏がふくらはぎに、当たるまでゆっくりと膝を曲げる。
- この動作を繰り返し行います。
反動はつけずにゆっくりと行う。
かかとは地面につけたまま行う。
上級者編
クローズスクワット
- 両足のかかとをつけて立つ。(つま先は少し外側)
- 手は、頭、肩、胸など自分の落ち着くところに置く。(バランスを取るため腕を前に出してもよい)
- 限界までゆっくり膝を曲げる。
- この動作を繰り返し行います。
バランスが取れない場合は、フルスクワットでもう一度トレーニング。
背筋は伸ばす。(腰を痛めないため)
シシースクワット
- 足を肩幅に開いて立つ。
- 膝を45度に曲げ、上半身を後ろに倒していく。
- 太もものと上半身を真っすぐにキープする。
- 膝を曲げ腰を落とす。
- 膝と太もものが90度になるまで下げる。
- この動作を繰り返し行います。
バランスが取りづらいので、机などにつかまってもよい。
膝を曲げるときはかかとを上げ、つま先立ちの状態で行うこと。