腕を曲げた時にできる「力こぶ」、大きいほどカッコいいですよね。まさに力持ちの象徴ともいえます。
この「力こぶ」は、上腕二頭筋を鍛えることで大きくできるのです。
鍛えまくって丸太のようなぶっとい腕を目指しましょう!
上腕二頭筋は2つの部位からなる
上腕二頭筋は、「長頭」と「短頭」の2つの部位でできています。手のひらを上にした時に外側が「長頭」、内側が「短頭」です。
長頭が発達することで腕が太くなり、短頭が発達がすることで力こぶに高さができるといわれています。
ダンベルトレーニングの場合、肘を曲げながら手首を内側に回転させると「長頭」に効き、外側に回復させると「短頭」に効かせることができます。
上腕二頭筋に効かせるのは難しい?!
わたくしパンダの経験上、上腕二頭筋をデカくするのは難しいと思っています。
基本的に上腕二頭筋をトレーニングする時は、ダンベルを使うことが多いと思います。
しかし、問題は早く力こぶをデカくしたいがために、高重量のダンベルを使用してしまうことです。
よくあるのが、重すぎるがゆえに上腕二頭筋を使わず、前腕をメインで使ってしまうこと。
また、アームカールを反動をつけて回数をこなすことで、自分ではばっちり効いてると勘違いしてしまうことです。
当然、重すぎることでフォームが崩れる原因にもなります。
心当たりのある方は、物足りないと思う気持ちをグッと抑えて、少し軽めの重量で試してみてください。
パンダトレーニーおすすめ上腕二頭筋トレーニング
上腕二頭筋を効率的に鍛えるには、やはりダンベルが必要だと思います。
まずは、特別重いダンベルは必要ないので、軽めのダンベルでチャレンジしてみてください!
初心者編
パームカール
- お腹の前あたりで左右の手のひらを上下に合わせる。(鍛えたい方の手を下)
- 下の手を上方に、上の手を下方にお互いを押すように力を強く入れる。
- 徐々に肘を曲げながら、下の手が胸の前あたりまで持ってくる。(力は上下強く入れたまま)
- 胸まできたら、再びお腹のポジションまでゆっくり肘を伸ばす。(上下に力を入れたまま)
- この動作を繰り返し行います。
基本的に立った状態で背筋を伸ばして行う。
必ず力を力いっぱい入れ、ゆっくりと行う。
下の手を上げる時は、下の腕の上腕二頭筋がメイン。上の手を下げる時は、上の腕の上腕三頭筋がメインに鍛えることができる。
リバースチンニング
◇リバースチンニングのやり方を動画で説明
- 逆手(手のひらが自分側)でバーを握る。
- 手幅は肩幅程度。
- バーの上にあごがくるまで、身体を持ち上げる。
- すぐには体を下ろさず、1秒ほど停止させる。
- この動作を繰り返し行います。
身体を上げる時に息を吐き、下げる時に息を吸う。
身体を下ろすときは、腕を完全に伸ばしきらなくてよい。
中級者編
ダンベルカール
◇ダンベルカールのやり方を動画で説明
- 両手にダンベルを持ち、身体の両サイドに腕を伸ばしてキープする。
- ダンベルを持った手は、手のひらが前方に向くようにする。
- 腕を曲げながら、ダンベルを上げる。(肘の角度が90度くらい)
- ダンベルを下げる時は、完全に腕が伸びきらない程度まで。
- この動作を繰り返し行います。
背筋を伸ばして行う。
いきなり高重量のダンベルを使用すると、フォームが崩れる原因になるのでやめる。
上腕二頭筋に確実に効かせるために、まずは軽めからスタート。
ダンベルを上げながら、少し前腕を外に回転させる。(より効かせることができる)
ダンベルドラッグカール
◇ダンベルドラッグカールのやり方を動画で説明
- ダンベルを両手に持ち、身体の両サイドに腕を伸ばしてキープする。
- 両肘を同時に後方に引き、ダンベルを持ち上げる。
- 前腕と地面が平行になるまで、持ち上げる。
- この動作を繰り返し行います。
ただのダンベルカールとは違い、肘を後方に引くことがポイント。
肩の位置は動かさない。
上級者編
コンセントレーションカール
◇コンセントレーションカールのやり方を動画で説明
- 足を大きく広げ、ベンチや椅子に座る。
- 片方の手にダンベルを持ち、同じ側の太ももに肘を固定する。(腕は垂らした状態)
- ダンベルを持っていない方の手は、同じ側の膝に置き、身体を支える。
- ダンベルを上に上げ、一旦停止する。
- この動作を繰り返し行います。
しっかり肘を固定し、肩から肘までは動かさない。
手首を返さない。(前腕に効いてしまうため)
ダンベルサイドカール
◇ダンベルサイドカールのやり方を動画で説明
- 足を肩幅に開いて立ち、片手にダンベルを持つ。
- 手のひらが自分側に来るようにダンベルをキープし、腕を垂らす。
- 肘を固定したままダンベルを真横に動かし、前腕が地面と平行になるくらいまで上げる。
- この動作を繰り返し行います。
肘は固定し、前腕だけを動かす。