肌荒れが改善される!?筋トレの美容効果

「テストステロン」、トレーニー初心者は、あまり聞いたことがないワードだと思います。
男性ホルモンの一種なのですが、実は筋肥大に関係する、非常に重要な役割を持っているものなのです。
しかも、このテストステロンは、女性にモテるために関係しているとも言われ、男性にとって興味深いホルモンといえるでしょう。
今回は、テストステロンについて説明したいと思います。

目次

テストステロンとは?

男性ホルモンの一種で、男の場合は約95%が睾丸の中で作られ、5%が副腎で分泌されています。
テストステロンの1日の分泌量は、脳からの指令でコントロールされ、睾丸によって分泌される1日の量は、7mg前後といわれています。
テストステロンが成人の男性に与える作用は、次のようなものが挙げられます。
血液をつくる、筋肉や筋力を維持する、性欲などを高ぶらせる、生命力を高める作用などです。
基本的に20代をピークに、30代以降は徐々に減少していくとされています。

筋肉とテストステロンの関係性

健康体の男性の血中テストステロンの濃度は、350~1000ng/dlが正常だといわれています。
しかし、テストステロンは、年齢とともに減っていってしまうのです。
テストステロンは、筋肉を太くする信号を送ってくれるホルモンです。
すなわち、テストステロンが不足した状態で筋トレしても、筋肉の増強ができなくなり、トレーニングの効果が半減してしまうのです。
もし、日々筋トレしていても思っているほど効果が表れない場合は、テストステロンの低下が考えられます。
気になる方は、血中濃度を測ってみてもよいかと思います。

テストステロンの増やし方

テストステロンを増加させる方法を紹介したいと思います。
これらを実行して、どんどん筋トレに励んでください。

生活習慣編

簡単にいうと、規則正しい生活を送ることです。
毎日、十分な睡眠を取り、早起きをして、しっかり食事を摂り、適度な運動をし、ストレスを溜めない生活を送ることです。
これって誰でもできることだと思いますが、現代社会で生活していると、意外に難しのではないでしょうか。
しかし、健康的な生活を送るだけで、おのずとテストステロンが増えるのは。嬉しいことだと思います。

食べ物編

毎日の食事からもテストステロンを増やすことができます。
ポイントは次の3つ。

亜鉛牡蠣、チーズ
動物性たんぱく質牛肉、豚肉、鶏肉、魚、卵
硫黄化合物玉ねぎ、ニンニク、ねぎ

亜鉛というのは、傷ついた筋組織を修復したり、新陳代謝を効率的に行ってくれるものです。
しかし、体内に十分に亜鉛が貯蔵されていない場合、筋トレしていても、筋組織の回復が遅れ、効果が出にくいといわれています。
また、亜鉛は、男性の前立腺や性腺に高濃度に含まれており、欠乏すると性欲低下や勃起障害にもなる恐れもあります。

動物性たんぱく質は、筋肉の形成や男性ホルモンの増加の働きをしてくれます。
基本的にトレーニーは、普段からたんぱく質を意識して摂取していると思います。
肉を食べることが、テストステロンを増やすのに重要なので、積極的に食べるようにしてください。

硫黄化合物というのは、アリシンやアホニンなどいろいろ種類があり、含硫化合物ともよばれる総称です。
基本的に、たんぱく質と一緒に摂取することで、効果アップするといわれています。
玉ねぎやにんにくと一緒にお肉を食べてください。
また、硫黄化合物は血行をよくしたり、血栓を溶かす働きもあります。

サプリ編

あまり食事を多く食べるのが苦手という人には、サプリメントをおすすめします。
「テストステロン サプリ」で検索すれば色々なサプリが出てきます。
ただ、海外製のサプリも多く、何を買えばよいのか素人にはよく分からないと思います。
まずは近年、日本人が不足しがちだといわれている、亜鉛のサプリから始めてみてもよいかもしれません。

低テストステロンが人体に与える影響

実は、テストステロンの血中濃度が高い人は、低い人と比べて長生きするという研究結果があります。
心血管疾患やガンなどでの死亡リスクが低下するというのです。
また、記憶力の向上にも効果があるそうです。
しかし、テストステロンが低下してしまうと、さまざまな悪影響があることが分かっています。
基本的に、生きる活力や性機能が低下してしまいます。
具体的には、うつ病、勃起障害、認知機能の低下、心血管疾患、糖尿病などさまざまリスクを負うことになるのです。

テストステロンの増加でモテる?!

テストステロンが多い男ほどモテるという話を聞いたことがあります。
実際テストステロンが低下していると勃起障害などの症状が出る場合があります。
当然、自分に自信を無くしてしまうことになると思います。
一方、テストステロンの濃度が高い人は、健康体である可能性も高いでしょう。
さらに、筋トレをしているのであれば、効果も出やすいので、身体的にもかっこよくなり、自分に自信が持てるようになるでしょう。
そのような意味では、あながち間違っていないような気もします(笑)

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この記事を書いた人

パンダトレーニーが、世界で有名なマッスルパンダになるために、トレーニングの知識や方法を伝授してくれている師匠。
筋肉を愛するがゆえに、少し熱血すぎるドSトレーナーである。

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